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店舗付住宅~空き家からの転換


民家再生の内容

住宅から小規模デイサービス施設 (特殊建築物) への用途変更工事 (コンバージョン) を行いました。コンセプトは ①地域に貢献できる施設 ②安心・安全な施設 ③費用を抑えることの3つを主軸に。地域に開かれた施設として生まれ変わりました。

大切にしたこと

3つのコンセプトを揺るがないこと、法令(建築基準法、消防法、介護保険法等)を順守すること、利用者にとって使いやすい建物に変換させることを前提として取組むこと、バリアフリー化、耐震性能、パッシブデザイン(自然採光・換気)に配慮した設計・施工に心掛けました。施設利用者と管理者双方に喜んでいただける建物になりました。

詳細情報

担当会員 : 末重 堅司 / 末重建設株式会社
会員URL : http://sueshige.com/
所在地 : 霧島市
延床面積 : 168㎡

外観

外部は極力手を入れないことで、工事費の圧縮を図りました。アプローチに関しては施設利用者の安全性と利便性に配慮し、車いす利用者の動線の確保を行いました。外部倉庫に「かまど」を設置、施設利用者が天気の良い日は外で調理ができることも特徴です。開放性にも配慮して「地域との交流促進」を図りました。

店舗から地域交流室へ

旧店舗部分(7坪)を利用して「地域交流室」を計画。旧店舗の特性を活かし、判りやすく「利便性の良い空間」を演出いたしました。地域に開かれた建物にするとともに、施設利用者との交流促進を考慮。また、事務室を隣接させ極力死角をなくすといった「スタッフの視認性の確保」にも配慮しております。

和室を機能訓練・談話室へ

旧和室は「基本的にそのまま」で利用できます。二間続きを開放、縁側の建具撤去を行い「法の整合性と、自然採光・換気の両立」を図りました。そして、既設部分を極力残すことを念頭に「工事費の圧縮と安全・安心な施設」に変換いたしました。

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